沖縄は日本を代表するダイビングの聖地です。「ケラマブルー」と称される慶良間諸島の海、神秘的な地形が広がる宮古島、マンタやウミガメに出会える石垣島など、それぞれに個性的な魅力があります。

沖縄ダイビングの魅力

沖縄の海が世界中のダイバーを惹きつける理由は多くあります:

  • 透明度: 特に慶良間諸島では透明度30m以上になることも珍しくない
  • 豊かな生態系: 400種以上のサンゴ、1000種以上の魚類が生息
  • 温暖な気候: 年間を通じて水温20度以上、ウェットスーツで快適にダイビング可能
  • アクセスの良さ: 本土から飛行機で2〜3時間、日帰りダイビングも可能
サンゴ礁
色とりどりのサンゴ礁が広がる沖縄の海中世界

エリア別ダイビングスポット

慶良間諸島

那覇から船で約1時間。「ケラマブルー」と呼ばれる圧倒的な透明度で知られ、2014年に国立公園に指定されました。

  • アリガーケーブル: 白い砂地にサンゴが点在する癒しのスポット。ウミガメ遭遇率も高い
  • カメパラダイス: 名前の通りウミガメが多数生息。初心者でも楽しめる
  • 黒島ツインロック: ダイナミックな地形とカラフルな魚群が見どころ

慶良間の魅力

慶良間は日帰りダイビングが可能で、那覇に宿泊しながら複数回通うダイバーも多いです。夏場は予約が集中するため、2週間以上前の予約をおすすめします。

宮古島

独特の地形ダイビングで世界的に有名な宮古島。サンゴが隆起してできた石灰岩の地形が、神秘的な洞窟やアーチを形成しています。

  • 通り池: 海と繋がった神秘的な池。光のカーテンが美しい上級者向けスポット
  • 魔王の宮殿: 洞窟内に差し込む光が幻想的な雰囲気を演出
  • 中の島ビーチ: ビーチエントリーで楽しめる初心者向けスポット
宮古島のビーチ
宮古島の美しいビーチ。ここからエントリーするポイントも

石垣島・八重山諸島

マンタとの遭遇率が高いことで知られる石垣島。周辺の竹富島、西表島、黒島などでもダイビングが楽しめます。

  • 川平石崎マンタスクランブル: 世界有数のマンタ遭遇スポット
  • 米原Wリーフ: サンゴの群生が美しい癒し系ポイント
  • 黒島ハナダイの根: カラフルなハナダイが群れる人気スポット

ダイビングの種類と選び方

体験ダイビング

ライセンス不要で参加できる初心者向けプログラム。インストラクターが付き添い、水深5〜12m程度の浅い場所で海中世界を体験できます。

  • 所要時間:半日〜1日
  • 費用:8,000円〜15,000円程度
  • 対象年齢:10歳以上(ショップにより異なる)

ファンダイビング

Cカード(ダイビングライセンス)保持者向けのダイビング。より深い水深や多様なポイントで自由度の高いダイビングが楽しめます。

  • 費用:2ダイブで12,000円〜20,000円程度
  • 必要なもの:Cカード、ログブック

ライセンス取得コース

沖縄でダイビングライセンスを取得することも可能です。美しい海で学べるため、毎年多くの人がライセンスを取得しています。

  • 期間:3〜4日間
  • 費用:30,000円〜60,000円程度
  • 取得できる資格:PADIオープンウォーターなど

ベストシーズン

沖縄は年間を通じてダイビングが可能ですが、ベストシーズンは6月〜9月です。特に梅雨明け後の7月〜8月は海況が安定し、透明度も最高になります。マンタ狙いなら9月〜11月がおすすめです。

ダイビング前の準備

健康面での注意

ダイビングは気圧の変化を伴うため、以下の点に注意が必要です:

  • ダイビング後24時間は飛行機に乗れない(減圧症予防)
  • 前日の深酒は避ける
  • 風邪や耳の不調がある場合は無理をしない
  • 持病がある場合は事前に医師に相談

持ち物

基本的な器材はレンタル可能ですが、以下は持参すると便利です:

  • 水着(ウェットスーツの下に着用)
  • タオル
  • 日焼け止め(環境に優しいものを)
  • 酔い止め薬(船酔いが心配な場合)

環境への配慮

沖縄の美しい海を守るため、ダイバーとして以下のことを心がけましょう:

  • サンゴに触れない、踏まない
  • 生き物を追いかけ回さない
  • 環境に優しい日焼け止めを使用する
  • ゴミを海に捨てない